柔軟性が低下している方へ
柔軟体操を行いましょう
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柔軟体操を行いましょう
多発性硬化症では、手足に筋肉の突っ張りが出現することがあります。
突っ張っていることで、動きが阻害されたり関節が硬くなったりすることがあるため、体を柔らかくする「柔軟体操」を入念に行いましょう。
柔軟体操のポイント
痛みを伴わない範囲で、ゆっくりと時間をかけて筋肉を伸ばしましょう。
反動をつけずに伸ばすようにしましょう。
力まず、息を止めないことが大切です。
柔軟体操を動画に合わせて行いましょう!
【動画再生時間:12分26秒】
柔軟体操を項目別に分け、わかりやすいイラストとともに解説しています。
1 イスに座り、まずは両腕を前から上げて※胸を反らし、10秒間伸ばします。
2 今度は背中を伸ばしたまま、上げた両腕を床まで下げて※10秒間伸ばします。
1~2で1回とし、これを3回行いましょう。
イスに座り、両手を後ろで組んで、両腕を30秒間伸ばします。
1 まずは左腕を右側に伸ばし※、それを右腕で支えながら、30秒間伸ばします。
2 今度は、右腕を左側に伸ばし、30秒間伸ばします※。
両手を組んだ後、手のひらを外側に向けて、指を30秒間伸ばします。
1 イスに座った状態でまずは体を右側にねじり※、胸を右側に向けたまま、30秒間止めます。
2 今度は体を左側にねじったまま※、30秒間止めます。
ベッドや床に足を伸ばして座り、つま先をつかむように体を前に倒しながら、体を30秒間伸ばします※。
体の力を抜き、リラックスしながら重力に身を任せ、体と手の重みで伸ばそう!
膝が曲がらないように注意!
ベッドや床に座った状態で両足を広げ、体を床につけるように前に倒しながら※、体を30秒間伸ばします。
体の力を抜き、リラックスしながら重力に身を任せ、体と手の重みで伸ばそう!
膝が曲がらないように注意!
つま先は上に向けたまま!
立った状態でイスやテーブル、手すりなどにつかまりながら、その場でしゃがみ、ふくらはぎやももの筋肉を30秒間伸ばします。
バランスがうまく取れなかったり、後ろに倒れそうな危険を感じたら、無理をせず中止すること!
【監修】
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院
言語聴覚士 堀田 弘伸 先生
理学療法士 吉田 良 先生
作業療法士 塚田 周平 先生
【総監修】
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院
院長 深澤 俊行 先生
よくあるご質問【病気・症状、日常生活、治療】に専門医よりお答えします